このページでは、前回までで作成したファイルを行政庁に申請します。
今回のケースは経路はすべて収録道路と言っていわゆる大きな道路しか通過しませんのでもっとも簡単な申請パターンと言っていいでしょう。
しかし、それでも全体像がわかるとわからないでは大きく違ってきます。まずは簡単な経路から初めて、徐々に複雑な経路を作成できるようになればあなたの特車申請は大きくコストカットできることになります。
それでは、いってみましょう!
Contents
申請する
データを変換する
前回までのデータはbinファイルという申請準備用のデータ形式でしたが、実際に申請するデータはtksファイルという形式に変換しなければいけません。
申請・各種情報入力画面から、”申請書作成予約登録”をクリックしてください。
するとこのような画面になります。あまり深く考えずに”申請支援システムメニューへ戻る”をクリックしてください。
申請支援システム
するとこのような画面になります。
”申請書作成状況一覧”をクリックすると次のような画面になります。
この申請支援サイトはものすごいアクセスがありますので、あまりにもすぐにクリックしてもまだ作成されていないこともありますが、その場合は再読み込みをすれば3分も待たずに作成されます。
ここでたとえば不連続だったり、進入できない経路を通るような場合はメッセージの欄に何らかの文言が書かれます。その場合は算定結果をもとに申請データを変更して申請しなおすことになります。
必ず申請データは保存しておくようにしてください。
tksファイルとは?
この画面で申請データはtksファイルという形式に変換されています。
これをもとに申請します。
申請書提出
申請支援システムの画面で申請書提出をクリックしてください。
今回はあなた自身があなたの会社の申請をするというケースなのですが、たとえばあなたが行政書士で代理申請だったりする場合は若干画面が変わってきますが、このやり方とほとんど変わりません。
国土交通省 特殊車両オンライン申請システム
申請書提出をクリックするとこのような画面になります。
いきなり画面の雰囲気が変わります。この画面にはいろいろないき方があります。どこからいってもかまいません。
この中の”申請書提出”をクリックしましょう。
申請書提出
申請書提出をクリックすると、このような画面になりますので、変換したtksファイルを指定してください。
今回は本人申請で、未収録道路がありませんので添付書類はありませんが、これが代理人申請だったり、未収録道路がある場合は下のような画面になります。
経路図は、経路詳細図とも言いますが、未収録道路やそもそもデータベースにも載っていないような経路を通過する場合は別途詳細な図を作成し、こちらに添付することになります。
あなたが行政書士であれば委任状が必要になりますの添付しましょう。
そろいましたら②の次へをクリックしてください。
送信
次の画面で”送信”をクリックするとtksファイルと委任状、経路図などが行政庁に送信されます。これで提出が完了です。
次の画面で申請したデータが表示されますので保存をしておきましょう。
これで申請は完了です。お疲れ様でした!
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