自分でやる!特車申請マニュアル

自分でやる特車オンライン申請③三面図を取り寄せる

自分でやる特車申請

型式三面図を取り寄せる

特殊車両通行許可では、たとえば軸と軸の距離とかオフセットからの距離とかの車検証では出てこない数値を入力する必要があります。

メーカーから運送会社などに販売したときは、通常は付属品として型式三面図も提供しているのですが、ふつうは型式三面図なんて使うとも思わないだろうし、どこかにしまってしまいっぱなしの場合もあります。

行政書士が依頼をいただくときも50%の確率で型式三面図はありません。あなたがこのページを見ているということはおそらくあなたも三面図がないと思いますので、どうやって型式三面図を入手するかを紹介します。

 

まずはメーカーの基本姿勢を知ろう

おそらくあなたは

特車の許可を取ろうとする場合は、許可がなければ公道を走れないのだから、走るために三面図が必要なんだ→メーカーのためになっているんだ。

という心理なのかもしれませんが、メーカー側はすでに販売は終わっているし、おそらく販売の時に三面図は渡しています。そのため三面図を行政書士やあなたの会社に送るのは面倒以外の何物でもありません。

メーカーからすれば、中古車であればディーラーですとか前主とかに聞いてくれと言いたいところですが、それでもほとんどの場合は最終的に送ってくれますからありがたいと思いましょう。

 

アイコン ペン一番いけないのが、「送ってもらうのが当たり前」的な丸出しのお客様風を吹かせることでしょう。
このスタンスですと担当者は面倒くさいと思って各部署をたらいまわしさせるので気を付けましょう。ここに関しては、こっちは客なんだからもっと親切に対応してくれと言いたくもなりますが、そんなことを言って申請が遅れたらいいことはありません。低姿勢を貫きましょう。

 

代表番号に電話をする

それでは実際にどうやって三面図を入手するかを紹介します。ここではあなたが全く何のコネもなく、まっさらな状態で三面図を入手するところをゴールにしましょう。

 

まずは車検証の車名のところにメーカーが記載されていますので、それを検索エンジンで調べましょう。

ここで一般的なメーカー名と会社名は違うことに気付くと思います。

 記載  会社名
 ユソーキ  輸送機工業
 東急  東邦車輛製造
 日野  日野自動車
 日産ディーゼル  UDトラックス
トレクス 日本トレクス株式会社

主なところはこんなところでしょう。

ここではユソーキのトレーラの型式三面図を取り寄せることにします。

 

 

検索エンジンで調べる

では、ヤフーで「ユソーキ」と検索しましょう。

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通常ですと検索エンジンの一番上はその会社のホームページなのですが、この手の会社さんはBtoBといって直接エンドユーザーに販売するわけではないのでホームページに全く力を入れていません。

そのためその会社のサイトが一番上に来るとは限りませんので注意が必要です。

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「ユソーキ」での検索ではピンとくるものがありませんでした。ただ、どうやら「輸送機工業」が会社名らしいですね。次に「輸送機工業」で検索しましょう。

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ようやくそれっぽいサイトがありました。サイトを見つけるまでで疲れてしまい、この段階で自分ではムリだとあきらめる人も結構います。

ではサイトに行きましょう。こちらです。

なんというか、手作り感半端ないシンプルなサイトです。2015年4月現在の話ですが、コーポレートサイトでこのシンプルさは歴史を感じさせます。

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サイトから確かめる

さすがにBtoBの会社さんですのでホームページも超シンプルです。会社概要のところに電話番号が出てきましたのでこちらに電話をかけます。

 

ー中略ー

 

最終的に代表番号→設計会社にたずねるように指示され、そこに電話をすると金曜日の午後3時に余裕の留守番電話でした。もちろん家庭用デフォルトのメッセージです。

要件を留守番電話に残すと1時間ほどしてコールバックがあり、返信先の事務所のファックス番号やほしい型式と車検証をファックスしてほしいといわれます。

即行動しないといつ忘れられるかもしれないという不安がありましたのでソッコーファックスします。

 

すると翌日に三面図が事務所のファックスに届きました。

 

三面図の送られ方のパターン

車検証をファックスする

ほとんどのメーカーさんでは実際にその車両の使用権限があるかを確かめるために車検証のファックスを求められます。

なんでもかんでも受け付けていたら中には冷やかし半分で三面図を入手しようとする人もいそうですから、当然ですね。

 

電話で完了するパターン

メーカーによっては代表番号の方が慣れていて、型式や使用権者を伝えるとすぐにファックスしてくれるところもあります。もちろん対応も親切。こんなところですと本当に助かります。

ただここまでしてくれるところはレアケースですね。

 

料金が発生する

前述しましたが、初めてだとびっくりするかもですが、一つの型式で4000円請求されることがあります。メーカー名は避けますが知っている範囲でも3つありますから、細かいところも含めると結構な確率かもしれません。

月末に請求書が郵送されてきます。もちろん一つの型式で4000円ですから、3つだと12000円です。

 

通常はファックスで送られてくる

ここが重要なのですが、ほとんどの会社さんは事務所のファックス宛に送ってきますので、ファックス機のメモリーがいっぱいだったりして受信できないとチョー面倒くさがられます。

受信できないと、たいていの場合しばらくまたされ、次のファックスはこちらから確認してようやく送られてくる勢いなのでファックスの不具合に気を付けましょう。

通常でも一つの型式で3枚。多い場合は7~8枚くらいドバっと送られてきますから、家庭用のファックス機であれば特にメモリーが必要です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?なんか面倒くさそうだと思うのが普通でしょう。

ですが、三面図がなければ申請できませんし、適当にやっても数値上の矛盾をサイトが指摘して先に進めなくさせますので何としても三面図は入手しましょう。

 

さあ、いよいよ次回はオンライン申請に入ります!

 

 

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