本日8月7日もそうなのですが、特殊車両通行許可のオンライン申請システムはメンテナンスがはいって一部のシステムが動作しない時があります。
記憶に新しいのが今年の3月末日から4月1日のシステム変更の時ですね。この時は不具合もあったので2日くらい全く使い物にならなくて、あきらめて窓口申請したのを覚えています。
メンテナンスは、もちろんもっとも申請の少ない時間帯を狙ってやりますので、一般的には金曜日や土日を使うのですが、たまに平日にやるときもあります。
今日のメンテナンス
では、今日のメンテナンスはどのようなものなのでしょうか。
特車申請のオンライン窓口のページを見ると、↑このようになっています。しっかりと本日の18:00~22:00はメンテナンスで申請データを作成できない(つまり申請できない)と表示されています。
すごいと思うのが、国土交通省のサービス精神です。少し皮肉になりますが、ユーザーの気持ちを全く考えていない、というといいすぎですが、少なくともまだ役人目線は抜け切れていません。
↑普通はメンテナンスが入るかどうかをいちいちチェックする人はいませんから、そのまま左のタブをクリックして申請画面に入るのが人情でしょう。
すると!
なんとまさかの真っ白なのです!
普通はリンクを別ページに貼ってアナウンスを出します。これが一般企業であればウェブ担当者はどうかしています。私が社長だったらめっちゃおこります。
もちろん、「トップページで表記してあるんだからしっかり見ろよ」と言われればその通りなのですが、それにしてもサービス精神が足りないというか、真っ白の画面を見た時のユーザーの心理を考えようという気持ちが感じられません。
普通の精神であればパニックになりますし、場合によってはスケジュール的に今日中に申請しなければならない場合などもあると思いますが(役所は終わっているので実質的には翌営業日以降の審査になるとしても)、私のようにパソコンに強い人ばかりではありませんから、少なくとも合格点ではないでしょう。
オンライン申請は、過渡期ですのでまだ試行錯誤の段階で、特車の複雑な申請がオンラインでできただけでもありがたいのは事実なのですが、システムにマンパワーが追いついていないのも事実です。
現在の特車の申請が許可になるまで2~3か月もかかる現状は、案外このようなところにもその端緒が現れているのかもしれません。