特殊車両通行許可申請を理解するために必要な知識と現状のすべて。

特殊車両通行許可のオンライン申請|難しい!できない!と嘆く前に…

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特殊車両通行許可にはオンライン申請と言って申請がインターネット上で完結できるようなシステムがくまれています。

これはマスターすれば大変便利ですし、件数の多い特殊車両通行許可の実態ともなじむため、行政庁もオンライン申請を推奨しています。

 

特殊車両通行許可のオンライン申請はこちら 

 

最近ですと新車の車庫証明もオンライン申請ができますし、行政書士の業務の中ですと定款の電子認証も有名です。

面白いことに、このオンライン申請は申請支援システムという名前になっています。この名前から想像すると当然のごとく使ってくれというものではなくて、あくまでも行政庁から国民への手助け、という意味合いも含んでいそうですね。

 

オンライン申請とはいえ、最終的には役人が目視で審査しまいすので数字を入力して終わりというわけではありませんし、手違いがあれば遠慮なく差し戻しされることもあります。

行政書士に依頼するとそれなりに料金が発生してしまうので、できれば自分たちでやりたいと思う事業所様は多いのですが、実際に運用しようとして途中までやったのに、挫折してあわてて当事務所へ連絡をする、ということも多いようです。

 

ここでは、その難しくて有名な特殊車両通行許可のオンライン申請の一部を紹介します。

 canvas特車オンライン申請のトップページ

 

オンライン申請は大きく分けると3つのパーツにわかれる

オンライン申請は、会社情報入力、車両情報入力、経路図入力の3つに分かれます。

しかし、この申請をする前に様々なプログラムのダウンロードをしなければならなかったり、100ページにも及ぶ説明書があったり、とにかく最初にかなりビビらされます。

 

会社情報入力

これは文字通り申請をするあなたの会社の情報の入力です。

いくらなんでもここでつまづく人は少ないと思います。会社の代表者、担当者、名称、住所、連絡先などがわかればそれで入力できます。

 

車両情報入力

ここでつまづく人は多いと思います。私も最初の申請はここから先に画面が進みませんでした。

車両情報は、車検証から数字をひろう部分と、三面図と言って正面や横、上から見た図を用意してそこから入力するものとに分かれます。

三面図は、型式四面図ともよばれますが、ほとんどの場合は申請者は持っていないことが多いのでメーカーやディーラーに直接連絡して取り寄せることになります。

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メーカーやディーラーに三面図の取り寄せを依頼する

しかし、メーカーやディーラーの人にしてみれば、言葉は悪いのですが売ってしまったらそれで仕事は終わりですし、すでに見積もりなどの時に三面図は渡しているはずなので電話で「三面図を取り寄せたいのですが・・・」というとチョー面倒くさい顔(が想像できる声)をされます。

特殊車両通行許可がなければ通行できないのであなたの会社にも有益なことをしているんですよ!

 

 

………

 

 

なんて言うことはとてもできません。できる限り低姿勢で頼みましょう。

電話番号は、最初は代表電話にするしかありません。いすゞならいすゞで検索して代表番号にかけます。

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経路図を入力する

やっとの思いで車両情報を入力しても、今度は経路図を入力しなければなりません。経路図の入力は道路情報便覧というソフトが使えますので大変便利です。

 

この経路図がまた面倒で、最初のころは画面を見ても何が何だかわからないと思います。しかも、これが行政庁とつながっているんだと思うと変なところをタッチしたらそのまま行政庁にデータが行ってしまうんじゃないかという不安があります。

実際には申請(提出する)するボタンを押さないとデータは送信されない仕組みになっています。

 

ただ、道路情報便覧は確かに便利なのですが、記載されていない情報も多く、その場合は各役所に問い合わせたり、図面を作成したりとそれなりにやることは多いのです。

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まとめーオンライン申請はしょうじき難しい

ここではざっくりと全体像を説明しましたが、運送会社様などで自前でオンライン申請に取り組みたいと考えている事業所様は多いと思います。

きっと途中で挫折することもあると思いますが、車両や経路がある程度確定している場合は一度できてしまえばそのあとは同じ作業の繰り返しになります。あなたが今挫折しているそのデータは、ひょっとしたらあとワンクリックで申請は完了するのかもしれません。

できる限りやってみて、それでも難しい場合はぜひご相談ください。できる限りお手伝いします。

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